こんにちは!関東地方にいよいよ台風が近づいている感じの、肌寒い朝です。

最近は、朝6時前に目覚めて、米を研いで、魚の干物をやいて、味噌汁を用意して、というのが日課。大学生の息子はリモート授業がなければ昼過ぎに起きてくるので、朝は別々に食べることが多いのです。

私は、米とコーヒーは、毎度挽きます。米は一年分玄米で買って毎度精米機で精米。コーヒーは20キロ袋の生豆を買って、月に一度煎り、それを毎度グラインドする。(ただ、このところ焙煎を怠っていて、成城石井のイタリアンローストのお世話になることが多いですが)。これのいいところは、原料の良し悪しの選択が自分でできること。そして、保存が効くので、すくなくとも1年分年に一回まとめて購入し、次の年まで安心して思う存分消費できること。もちろん経済的でもあります。

食に関しては、原料、つまり食材がすべて。食材が悪ければ、どんなに手間をかけたって無駄な労力を払うだけです。逆に、原料がいいと、いくらでも手間をかけたくなります。そうすると、技も身につくし、おしくて健康的。

私の母世代が特にそうなのですが、「どこどこデパートの地下で買ったから」「生協で買ったから」と自慢気にいいます。しかし、それは原料元ではありません。単なるブランド。簡単にだまされます。私は、「誰がどうやって育てたか(採取したか)」「どこから」「いつの旬にとれたものか」を気にします。

ですから、米は会津の誰々さん、コーヒーも2001年のコロンビアのアウグスチン、といった具合にかなり特定できるものです。そうすると、その「らしさ」「特徴」がはっきり意識できます。

そうすると、当たり前ですが、感謝の度合いが高まります。楽しい。

昨日のブログのアイキャッチ画像で調律中の写真をのせましたが、昨日、私のピアノを2台、町田の藤本さんに、ヴァロッティ調律で調律してもらいました。うちのグランドピアノ、ヤマハのG2は、妻の友人からもらい受けたもの。ボディと鍵盤はヤマハですが、藤本さんがオーバーホールした楽器で、弦もハンマーフェルトもベーゼンドルファーが使用しているものです。昨日も、鍵盤のタッチを深くしてもらうために、フェルトに特殊な加工をしてもらいました。写真をとったら、「それは日本人ではやらないので、公開はちょっと」とやんわりとお断りされたので、掲載はしませんが、びっくり技です。ダンパーのない高音の音がキンキンしていたのですが、おかげさまでとても柔らかくなりました。

音楽において、ピアノは道具。私たちは、何らかの目的のために、常に道具を扱います。目的あっての道具。道具の中で、一番長時間使う道具は何か、と考えると、椅子はとっても重要です。人間、立っているか、座っているか、寝ているか、その3つのどれかを必ずしていて、明治維新以降日本人も椅子に座るようになりましたからね。

私は、椅子(ソファー)に関しては、まず、青山のカッシーナにいくことにしています。何せ、日本人は、明治まで椅子に座らず、正座・胡座という世界に誇るすごい姿勢文化を持っていましたから、椅子の歴史は浅い。そこはイタリア、フランス、ドイツといった椅子先進国のものがやっぱり優れています。最近のお気に入りは、アイキャッチ画像にのせたカッシーナのスチールチェア。スタイリッシュで、メッシュなので汗をかかない。長時間座っていても疲れない、どころか座っていたくなる。そしてなにより、軽くて持ち運びができ、重ねられる!のです。

私がフランスでもドイツでもなくイタリアの椅子である理由は、クールなデザインであるという以外に、私の身長が低いというのがあります。西欧諸国の中でも海洋国であるイタリア人は、背が低い。なので、スーツやら家具やらといったものはどうしてもイタリア式になってしまうのです。

椅子で大切なのは、リラックスしてお尻と背中、そして足裏にすべての重心を預けられるか。

ちょうど一月ほど前に、お医者さんの友人宅で朝までしゃべって、そのあと仮眠させてもらいましたが、そのお宅の居間のソファーもカッシーナ。90分ほどの仮眠でしたが、6時間ソファーでしゃべって、そのソファーでちょっと横になって、で十分翌日元気に出張できました。

椅子は、大事な道具です。