こんにちは!

東京は、3月にはいり、20度を超える春日和。庭のふきのとうが一斉に出て終わりを迎えています。天ぷらが定番かと思いますが、私は、パンチェッタとふきのとうのパスタが好物。ふきのとう10個とパンチェッタ50グラムを刻んで、オリーブオイルで炒め、そこに固めにゆでたフィデリーニを混ぜるだけ。春の香りを満喫できます。

さて、衣食住の付帯作業をなくすシリーズ。お次は、住編です。

まず、住の機能を考えてみましょう。

コロナ禍にリモート勤務がすすみ、家で仕事をする方も増えていると思います。その結果、生活がぐちゃぐちゃになって落ち着かない、という方も多いのではないでしょうか。まず、職場や学校になく、住宅にだけ求められる機能を考えてみましょう。

それは、ずばり、睡眠、それも安眠です。

職場や学校はむしろ、できるだけ眠らないようにできています。

一方、家の機能を考えますと、食事は外食という外部化が可能ですし、洋服も減量が可能です。資産の置き場所も、たとえば銀行の貸金庫を借りれば、家より数段安全。

しかし。

安眠だけは、削ることはできません。

私は、出張が多かったこともあり、旅館やホテルをよく利用しましたが、どんなに高級だろうと家が一番よく眠れます。それもそのはず、我が家は、睡眠第一で家を作ったからです。ですから、3日を超える場合、車の場合は寝具一式、そうでない場合も枕だけはスーツケースに入れて持ち運びます。

人間の脳は、他の動物に比べて、身体比で圧倒的に大きい。これは、安眠のおかげといわれています。

私は、10年ほど前まで夏に1週間ほどサバイバルキャンプをしていました。人里離れた福島県の全くの山の中ですごすのです。クマもいます。夜中は、動物の気配が夜通しする。終始がさがさ音がするのです。家族を守るという意識も働いて、寝ていても、脳のどこかは起きています。

そういう体験をすると、人間が集落を作った理由がわかります。都市生活のおかげで、動物という外敵によって安眠が妨害されることがなくなりました。

かわりに生まれたのが、人間同士によるものです。それも2種類に分けられます。

ひとつは、隣人の騒音、あるいは泥棒など物理的なもの。

もつひとつは、心配や不安といった情報的なもの。特に、仕事のストレスや対人関係のストレスは、ほとんど情報的なものです。

解決法は簡単です。

寝室に何もおかない。寝具のみにするのです。

実は、睡眠にとって、睡眠以外の要素すべてが不要な「付帯作業」なのです。昔はやった睡眠学習は、そういった意味でもっともなくすべき付帯作業です。

寝ること以外のものをすべて排除することで、たとえば夜地震があったとしても、とりあえず家具の下で圧死するリスクはなくなります。そして、重要なのは、モノがない空間にいることで、モノから連想する思考から解き放たれることができるということです。

よく、仕事の途中の企画書を寝室に持ち込む人がいますが、そうすると、寝ていても企画が頭から離れなくなります。だったら、いっそ、起きて書斎で仕事をしたほうがいい。

そういう意味では、風呂やシャワーに入って、物理的にも心理的にも汚れを落とし、寝巻きに着替えるというのもとてもいい方法です。

とにかく、寝室には、「寝る」という機能以外のものは持ち込まない。あったら、外に出す。

「寝床作りゲーム」はとても大切です。

ちなみに、私は6畳間の日本間で、部屋のかたづけをして部屋を空っぽにし、毎回押し入れから布団をしいて寝ています。

この作業をするだけで、ワクワクして眠気が襲ってきます。

布団は、真綿の敷布団に羽布団のかけぶとん。シーツは麻。それにお気に入りの枕があれば、ばっちりです。

寝ている最中は電磁波の影響を受けやすいので、電化製品のコンセントは不要なものはすべて抜き、携帯電話は体からできるだけ離しておきます。

遮光は大切ですので、トイレへの導線以外、家中の電気を消します。そして、遮光カーテン、あるいは、雨戸をしめます。

そして、最後に、布団に入る前に「6時間ばっちりねれるぞ。今日も1日最高だった。明日はもっといい日になる」と声にだして、タイマーをセットして寝ます。これが、寝床安眠ゲームのゴール。ちなみに、私は90分をひと単位にして、睡眠時間を決めています。目覚ましは使いません。タイマーをセットします。海外へ行くことが多く、時差のある生活をしていたり、日々の予定が違う生活をしているひとにとって、毎日同じ時間に起きる、というのは無理。そうすると、睡眠時間が確保できません。それよりも、タイマーで一定の熟睡時間を確保することの方が大切です。

そして、タイマーがなったら、「6時間ばっちり寝た!今日はいい日になる」と声にだし、カーテンあるいは雨戸をあけ、太陽の日をあびます。そして、1日をスタートします。

寝床安眠ゲームは「住」において最優先されるゲームです。リモートワークで家の中がめちゃくちゃ・・・という人は、まずは寝床安眠ゲームからはじめてはいかがでしょうか。