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連載SF小説『パラレルワールド』
第1章 W-1 2050年1月1日 第3話
(この投稿は、フィクションです)
「おお、光太郎元気だな。日本に降りたのは半年ぶりだな。」
寛康は、光太郎に声をかけたあと、麻子から湯呑みを受け取ると、お茶のお手前のごとく上手に初湯を飲み干した。
光太郎は、寛康が初湯を飲み干すのをまって、さっそく話はじめた。
「ひろちゃん、東京の新しいおうちにあそびにいっていい?それから、サッカーしようよ」
「光太郎、ちょっとまってなさい、大人の話がすんでから」
麻子が光太郎に声をかけるが、光太郎はいっこうに話すのをやめない。
「ひろちゃんのうち、いついけるの?ねえ、ねえ」
「正月の東京は、年に一度のシステムメンテナンスの時期で、来てもおもしろくないよ。正月があけて、再来週だったらいいよ」
寛康はそういうと、父敏郎に向かって
「とうさんも、その時来るといい。あたらしいコスモポリスがオープンするからね。」
「おお、それは楽しみだ。しかし、東京に行くのは久しぶりだな。今から申請しとかないとな」
そういうと、敏郎は端末をとりだして、入国申請のアプリを起動した。
「1月11日でいいかな、この日だとすぐに上がれるぞ」
寛康がうなづくの見計らって、申請ボタンを押す。
端末には、すぐに
「日本20年1月11日出国許可(日本国)・入国許可(東京国)」
と表示された。
2050年の、日本国の年号は、日本となっていた。
さかのぼること20年前の2030年、つまり日本元年、それは、日本が大きく転生した年であった。
2030年、Japanは、消滅した。
それは、戦争で負けたとか、財政的に破綻したとか、そういった生やさしいものではなかった。
2027年に起きた富士山の噴火、そして、翌年おきた関東・南海トラフ連動大地震により
東京はもちろん、名古屋、大阪といった都市部は壊滅的な打撃を受けた。
そこに、感染症が襲いかかった。
生き残った人々は、
都市部から郊外へ
日本から海外へ
と移っていった。
それまでの震災や戦災に比べ、被害が大きすぎた。
それだけではない。
その3都市を復興させるだけの余力が、日本はおろか、世界中の国に、なかった。
どこの国も、「自国ファースト」となり、
人材流出が進みぼろぼろすかすかになった日本に、金融資本家は、関心も興味も抱けなかったのだ。
主要3都市に関しては、震災から2年たって、建設復興の放棄が決まった。
そして、日本国Japanは消滅。
復興を放棄した、東京エリア、名古屋エリア、大阪エリアはそれぞれ放棄国家として独立させ、
残りの国土を元に全く新しい国として日本国Nipponがスタートしたのだ。
それが、2030年、日本元年のできごとであった。
(参考図書 苫米地英人著『100年後の日本人』(角川春樹事務所))
2025年10月17日 15時49分
今日は、日本の司法について。
この半年間、ある刑事裁判(1審)の傍聴に通っていたのですが、
先日、判決がおりました。
詳しい内容は、ここでは書きませんが、
半年にわたって弁護側は、
・起訴事由にかかわる有害性の科学的根拠を示すよう求め
・一方で、該当法律条文にかかる有害性が現代の科学あるいは情勢にあっておらず、かつ、被害者が存在せず、本件は被告人の基本的人権に抵触している
という論点で、その根拠を示してきました。
しかし、判決は、昭和時代の判例をもとに、
「その有害性は公知の事実であり」
というお決まりな表現とともに
実刑判決となりました。
(本件は、即、控訴手続きをとっています)
実刑判決を下すならば、論点に対する根拠について判断を示すべき、と傍聴人席にいる国民の一人である私は感じましたが、
こうした「条文に該当したら、有罪」という右から左のエスカレーター裁判を目の当たりにすると、いったい裁判官はなんのために存在するのか、と深い疑念が湧いてきます。
起訴=有罪
つまり
一審は(一審にかぎらないかもしれないのが恐ろしいところですが)
有罪・無罪を判断するのではなく、
起訴された事件に関しては結論ありきで刑を宣告する場(起訴されたらもはや罪人扱い)
あえていえば、執行猶予・情状酌量を計る場(つまり、どれだけ反省の色があるのかを見る場)
であり、
もっといえば
裁判官+検察官 対 被告人(弁護人)
という図式を実感しました。
なぜこうなるのか。
実は、日本は、国際人権規約の選択議定書に未批准なことがひとつの理由としてあげられます。
というか、こんな基本的なことを、今回の裁判まで私は知りませんでした。
これは、以下4点を意味します。
1. 個人通報制度が使えない
国連人権委員会(Human Rights Committee)などに対し、個人が自国政府を訴えることができません。
具体的には、第1選択議定書(ICCPR Optional Protocol I)を批准すると、
その国の国民は「自国の裁判で救済されなかった人権侵害」を国連人権委員会に直接通報できます。
しかし日本のように未批准だと、国際機関に訴えるルートが閉ざされている状態になります。
2. 死刑廃止に関する国際義務を負わない
ICCPRの第2選択議定書は「死刑の廃止」に関するものです。
未批准の場合、その国は国際的に「死刑を廃止する義務」を負いません。
たとえば、日本は死刑を存置しており、第2選択議定書を批准していません。
したがって国際的には「死刑廃止を約束していない国」として位置づけられます。
3. 国際的な信頼・人権評価への影響
未批准であること自体に法的な罰則はありませんが、
国際社会での「人権保護体制の信頼度」や「民主主義の成熟度」評価に影響します。
国連の人権理事会やEUなどでは、
選択議定書の批准状況を人権保障の指標として見ています。
そのため、批准していない国は「国際的な人権救済ルートを開いていない国」と見なされやすいです。
4. 国内的な影響:人権救済の範囲が国内法に限られる
選択議定書を批准していない国では、
人権侵害の最終的な救済が国内法に依存します。
つまり、裁判や行政救済で不当判決があっても、国際的に訴える手段がありません。
ちなみに、
第1選択議定書(個人通報制度)の批准国は約116カ国
第2選択議定書(死刑廃止を目的とするもの)の批准国は約92カ国
欧州の主要国は批准国ですが、
日本は双方に未批准です。
その他未批准国をあげるとすれば
アメリカ合衆国
イスラエル
といった国があげられます。
基本的人権の尊重・国民主権・平和主義を望む
民主主義国・日本の国民としては、
一度は議事(傍聴含む)や選挙に参加することが望ましいと私は思っていますが、
一度は、裁判所に足を運び、その目で見ることも大切です。
人数の制限がない限り、基本、傍聴は、自由に、誰でもできます。
2025年10月16日 17時22分
連載SF小説『パラレルワールド』
第1章 W-1 2050年1月1日 第2話
(この投稿は、フィクションです)
光太郎は、麻子から湯呑みを受け取ると、お茶のお手前のごとく上手に初湯を飲み干した。
麻子と敏郎の11番目の子である光太郎がこの家にきたのは、1歳になる前であった。
11人いる子のうち、養子となってこの家に来たのは10人。
この家に限らず、養子縁組はめずらしいことではない。
むしろ、歴史を遡れば、太平洋戦争後のおよそ80年間が不思議な時代だった。
アメリカの占領政策により、日本は貨幣主義と核家族化が進み、養子縁組はほとんど行われなくなった。
つまり
お金がすべてという社会風潮と
産んだ両親があらゆる責任をもって育てなければならないという社会風潮とともに。
その結果、一時は1億2000万人を超えた人口が
2008年をピークに人口減少の一途をたどり、2030年には約半分の6000万人まで減少した。
目立った社会的事象は、3つある。
1つは、少子化。
1973年(209万人)をピークに、出生数は減少の一途をだどり、2024年には72万人、そして2030年には45万人にまで落ち込んだ。
2つ目は、日本経済の悪化。
1990年代以降日本のGDPは下がり続けたものの、デフレ政策によりなんとか表面化をおさえていた。
しかし、2024年に米の価格がほぼ2倍にまで上がったのを皮切りに、インフレが進み、、収束しないまま、第一次世界大戦後のドイツなみのハイパーインフレとなった。いわゆる、令和のスタフグレーションである。当時の日本政府は、それまで一度も償還したことのない米国債を売ろうと画策するも、結果、そのことが世界の通貨制度にショックを与え、日本にとっては1990年代におきたバブル経済の破綻以上の経済破綻を起こしたのだ。さらに、生成AIによる社会構造変化により、ホワイトカラーが大量に失職。すでに高齢化していた日本の農・工業に人材がシフトせず、労働者不足が露呈し、昭和・平成・令和と続いた戦後日本経済の構造が完全に破綻したのだ。戦後安定政権をになってきた自由民主党は分裂し、多党乱立により政権は安定せず、人口回復への施策などもはや空想となっていた。
3つ目は、天災による高齢者の大量死と海外移住である。
2020年に世界を襲った感染症により高齢者を中心に死者が出るも、大量死には至らなかった。
しかし、その後2027年に起きた富士山の噴火・そして翌年おきた関東・南海トラフ連動大地震により、関連死をふくめ100万人が亡くなったのだ。
亡くなっただけでなく、この頃から日本を捨て、海外移住者が続出するようになる。さらに悪いことに、2028年から新たな感染症が流行。医療制度がおいつかず、あれよあれよといううちに、日本の人口は6000万人にまで減少してしまった。
敏郎と麻子はいわば、そんな時代の生き残りであった。
光太郎がこどもらしからぬ所作で湯呑みを置くと、ちょうどそのとき、チャイムがなった。
「あけまして、おめでとう」
それは、今年50歳を迎える寛康であった。
(参考図書 苫米地英人著『2050年衝撃の未来予想』(TAC))
2025年10月16日 16時29分
連載SF小説『パラレルワールド』
第1章 W-1 2050年1月1日 第1話
(この投稿はフィクションです)
「あけまして、おめでとう。今年もお願いいたします」
敏郎は昼近い11時に目を覚ましてダイニングに降りると、正月のおせち料理を並べている麻子に今年はじめの第一声をかけた。
麻子は、お気に入りの麻模様の着物を着て、お膳の用意をしながら、敏郎の方を向くと、きちんと正座をして頭を下げた。
「本年も、どうぞよろしくお願いいたします。」
敏郎は近くの神社の役員をはじめて、かれこれ50年がたつ。
毎年大晦日は近くの神社の初詣のため、深夜から朝方3時まで立ちっぱなしで、だいたい毎年、正月1日の起き出す時間は昼頃となる。
お正月に着物を着るのは、毎年の決まりとなっている。
そのほかには、お茶室でお茶を点てるときと、能を鑑賞するときくらいだが、はやり着物はいい。
お気に入りの大島紬を着て、和室にすわる。
麻子は麻子で、普段からできるだけ着物をきて生活している。
それがしたいために、結婚してから15年目の年に、わざわざ数寄屋造りの日本家屋を新築したくらいなのだ。
ただ、正月とあって、普段は着ない、桃色の着物に緑の帯をしめている。
着物の後ろ姿はいつみても美しく、前日初詣の神社のお勤めで寝不足もあいまって、敏郎はつい目を細めてしばらくぼーっとしていた。
「さあ、初湯をいただきましょう」
敏郎の家では、新年最初に口にするのは、湯呑みに梅干しと砂糖を入れた湯と決まっている。
そうこうしているうちに、息子の光太郎が起きてきた。
「あけまして、おめでとう、ございます」
光太郎はそういうと、正座をし、初湯をねだった。
麻子と敏郎はこの年80歳。光太郎は8歳、二人にとっては11人目となる子であった。
(参考図書 苫米地英人著『2050年衝撃の未来予想』(TAC))
2025年10月15日 18時34分
2024年の都知事選が終わりました。
前回2020年7月は
・立候補者数 22
・有権者数 1129万229人
・投票率 55.00%
そして小池百合子氏が獲得した獲得票数は、なんと366万1,371票(59.7%)
次点の宇都宮 健児氏の獲得票数84万4,151票(13.8%)
に比べると、桁違いでした。
コロナ禍で4月には緊急事態宣言が発令され、緊急事態状態での選挙でした。
時の首相は安倍晋三氏。すでに東京オリンピック延期が決まっていました。都知事選後8月には安倍首相が辞任します。
そして、今回は、オリンピックも終わり、コロナが明けての選挙。
論理的に考えれば、この4年間の政策に対する振り返りがなされるべき節目でした。
そして、それを踏まえた上での未来を語る選挙でした。
さて、民主主義の基本中の基本はフェアネス、公平性です。
そして、選挙とは、民主主義にとって最も大切な手続きです。
しかし、完全なフェアネスな選挙制度は今のところ生み出されていません。
というのも、投票できるのはひとり1票、そして選ばれるのは東京都知事選においては1人。
制度としては、1人が勝ち、あとの人はいかに接戦であろうとも負けになります。
なので、民主主義においては、選挙において、いかに勝とうとも、当選者はその他の候補の主張を鑑みて政治を司るというのが基本です。
たとえば、A候補者がオリンピック開催に賛成、B候補者がオリンピック反対だとして、もし投票数が51対49だとしたら、たとえA候補が勝者でオリンピックを開催するとしても、49の意思を汲んだ上で開催するということです。
これは、なんらかの法律に明記されていることではありません。
違反したら罰則があるというものではありません。
だからといって、無視してよいものではありません。
それを無視するということは、民主主義の根本を無視していることになります。
さて、今回の選挙では前回までには目立たなかった現象が多々おきました。
それらの一つひとつは、公職選挙法という法律に直接触れたものではないかもしれません。
また、公職選挙法に触れたところで候補者のデメリットが軽微だから、わかっていて行われたかもしれません。
しかし、だからといって許されることではありません。
大切なことは、民主主義を実現し維持するためには、「法律に反しなければ何をやってもいい」というマインドは許されないということです。
これは、西洋スポーツに表れています。
スポーツの基本はフェアネスです。
それゆえ、競技時間、フィールドといった空間の制限、技の制限のみならず、体格まで細かく別にするものがあります。
ただ、それでも完全に条件を同じくすることはできません。
そこで、重要視されるのが、フェアネスの精神つまりスポーツマンシップです。
スポーツが学校教育に存在する理由は、健康のためとか、勝ち負けエンターテイメントのためとか理由はいくらでもつけることができますが、それらはオマケにすぎません。なんのためにスポーツをするのか、それは、フェアネスの精神を身につけるためです。民主主義の精神を身につけるためです。
選挙は、民主主義の実現のための第一歩です。
なので、選挙前に、それぞれの候補者の政策をチェックし話題にすることは重要ですが、
選挙後、フェアネスについて話題にすることも大切です。
今回の選挙結果は、
・立候補者数 56
・有権者数 1153万3132人
・投票率 60.62%
小池百合子 291万8015票
石丸伸二 165万8363票
蓮舫 128万3262票
田母神俊雄 26万7699票
安野貴博 15万4638票
内海聡 12万1715票
以下略
でした。
「小池氏勝利」といった見出しが新聞等でみられますが、選挙は勝ち負けエンターテイメントではありません。
民主主義、フェアネスの精神においては、有権者はみんな政治家。
立候補しようとしまいと、当選しようとしまいと、一人ひとりが政治家であり、政治家マインドをもつことが民主主義の基本です。
未有権者(未成年者)は、みんな政治家補です。
話題にしましょう。
2024年7月10日 8時34分
このページでは、林ゆきなりの活動、そして日々の生活について掲載しています。
私の特技の一つは、コーヒーを淹れることです。
コーヒーには、いつも助けられてきました。私にとっては、奇跡のコーヒーです。
そのエピソードはまた別の機会に譲るとして、秘訣があります。
昭和という時代は、苦労してモノを手に入れた時代だったかもしれません。
平成を経て令和になり、物質的には日本は充分豊かになりました。
しかし、世界の幸福度ランキングで日本は62位。GDP3位の日本がこれはどういうこと?
当然ながら、幸福度とは心、つまりMINDの指標。
たとえ物質的には豊かであっても、心は満たされていないということです。
50代を超えた昭和世代の私はちょっと理解できます。
たとえば、勉強。いい点数をとって、偏差値のいい大学を出て、ランキング上位の就職先に就職。これが学生時代のひとつの物差しでした。
社会人となれば、大量生産、利益主義。
ものさしが物理的ではっきりしている。
これはこれでいいのですが、やっててつらい。なぜつらいかというと、ものさしを作ったのが誰とも知らぬ他人だったからです。
なので、今という時間を誰ともわからぬ誰かのために使っていて、自分のものだという自覚がありませんでした。
早くラクになりたい、ラクしたいといつも思っていました。
人生は今の積み重ね。極論、人生時間とは今しかありません。
「いつやるの?」「今でしょ」と言えるのは、たのしいと感じれる、やりたいことだけです。
やりたいことをやっている時間こそ自分の人生です。
なので、21世紀の仕事にしろ何にしろ、幸福度をあげる方法はシンプルです。
自分が楽しくて、相手が楽(ラク)になることをやりつづけることです。
自分が楽しくて楽しくてやっていることは、他人にも伝わります。
相手がラクになることは、相手に必ず喜ばれます。
この逆をやると大変です。
どんなに隠しても自分がラクしたいと思っていると相手にバレます。
どんなに相手が楽しいだろうと思ってやっても、それは相手自身が楽しく思うことで、楽しさの押し付けになります。
自分の情動は自分で満たし、自分でコントロールするものです。(これは、私の大人の定義です)。
そして、楽しさは自然に伝わります。
つまり、いつも「楽しい、嬉しい、すがすがしい、誇らしい、気持ちいい」という情動とともに「今」やることを選択し、行動することです。
勉強するにも、仕事をするにも、コーヒーを淹れるにしても、「自分が楽しい、そして相手が(いずれ)ラクになる」という視点でやることです。
もしそうなれないのだとしたら、原因ははっきりさせたほうがいい。場合によっては、目的をはっきりさせた方がいいでしょうし、違うことをした方がいいでしょうし、新たな技を身につけた方がいいかもしれません。
いつも幸せでいるためには、絶えなるマインドの強化が重要です。私たちは日本社会の中で生きているからです。
忖度文化が強い日本であれば、「まず相手の顔色を伺う」という思考を「まず」やめなければならないからです。
そして、誰かに幸せにしてもらう、他人に機嫌をとってもらうという態度は、大人としては犯罪に勝るともおとらないものだと自覚すべきです。
ただし、いつもいつも「楽しい、嬉しい、すがすがしい、誇らしい、気持ちいい」という情動とともに「今」を行動するためには、ちょっとした訓練が必要です。一番いいのは、100%自分味方である人がバックについてること、そして、その人がいつも幸せに行動している人であることです。
ぜひ、手始めにメルマガ「いますぐできるマインド強化術」に登録してみてください。2024年からは毎週更新予定です。
2023年12月28日 18時42分
このページでは、林ゆきなりの活動、そして日々の生活について掲載しています。
今日は、エコライフについて。
この言葉が頻繁に聞かれるようになったのは、私の記憶では1992年の地球サミット(環境と開発に関する国際連合会議 ブラジル リオデジャネイロ)の頃から。
エコライフという言葉の語源は、エコ(eco)とライフ(life)をくっつけたつまり、エコな人生、エコな生活なわけですが、では、エコって?これは、ギリシャ語で「家、家庭、家計」などあらわす接頭語。Ecoがつく単語に、Economy(経済)とかEcology(環境)といった単語がありますが、nomyはnomos(秩序、法則性、学問)に由来していて転じて家計から経済という意味へ、logyはlogos(言葉・言語)から転じて環境という意味へ。いずれも共同体の最小単位である家をもとに生まれた言葉です。
というわけで、エコライフは、家(社会の最小単位、必ずしも日本的な「何々家」を意味しない)を大切にした、家計にも生活環境にもいい人生、いい生活くらいに考えたらいいのではないかと思っています。
そこで、今回は林ゆきなりの勝手にエコライフツールランキング。
NO.1は薪ストーブ。
私が最初に薪ストーブを使い始めたのは、1997年のだるまストーブ。ただ、これは本来豆炭用で、薪をくべるには不適当。ということで、次に使い出したのが、時計ストーブ。これは、陶芸家の鯉江良二さんのお宅にお世話になった時に鯉江さんが購入したのがきっかけ。アトリエだった茅葺農家の囲炉裏があまりに煙くて寒いので、囲炉裏の中に据えたのですが、そのときの暖かさと空気のクリーンさが忘れられず東京に戻ってすぐに私も工房に据えました。そして、自宅の2階にホンマの薪ストーブを据えたのが2009年頃。それまでは、木造家屋の2階に薪ストーブを置くという発想がなかったのですが、世田谷にある東京ストーブのショールームをみてびっくり。自宅にも据えようと思い、手頃な価格のものを探した結果、ホンマストーブに行き当たり即注文。イタリア弦楽器修行から帰ったばかりの篠崎バイオリン工房の篠崎君に手伝ってもらい重たいストーブを2階まで運んだのが懐かしい思い出です。それ以来、冬は薪ストーブ一本。どんなストーブより暖かい。私の自宅は20畳間で吹き抜けなため、たいていのストーブでは暖かくならないないのですが、ばっちりです。光熱費はもちろんタダ。薪はというと、日本の国土の3/4は森林。周りを見渡せば、薪の原料だらけ。都会だって公園や街路樹は多額の管理費をかけて剪定してます。日本には資源がないといいますが、それは嘘。里山からもらったり、街路樹の枝はらいをもらったりするだけで、十分です。そのために、中古軽トラック(昭和57年登録の三菱ミニキャブ)と小型チェーンソー(共立)と斧と自分が活躍しています。それについては、また別途紹介しましょう。
大切なのは、原料を地産地消で地元調達。メンテナンスは自分。たとえ東京で電気・ガスが止まったとしても大丈夫という安心感が最大の安全保障となります。
私がエコライフという視点から疑問をもっているのが電気自動車とエアコンです。送電による脆弱なライフラインが止まったらアウト、しかも水力発電をのぞけば残りは化石燃料という発電の現実をふまえると、NOといわざるをえません。化石燃料をもやしてタービンを回し、それを多大な送電維持コストをかけて運んだ上、もう一度動力や熱に変えるのはどう考えてもエコではありません。
自分を使う薪割りは、これがまたいい運動になり、健康にもつながります。
また、薪ストーブの上でコトコト鶏ガラスープをとるのは食生活の楽しみにつながります。
戸建てであれば、どんな家でも薪ストーブは導入可能です。
実際、私の紹介で十人ほど、薪ストーブを入れ、冬を楽しんでいます。
薪ストーブでエコライフをお考えの方は、ぜひ、ご連絡を。
hayashi.kjin@gmail.com
2023年12月28日 17時27分
いき過ぎた資本主義は途方もない格差を生み出します。平成時代以降の30年間は、金融資本主義の発達により、どうにもならない格差を生み出しました。一方、その対局にある民主主義や地域生活はというと・・・その解決策のひとつとして、ベーシックインカムが論議されています。ベーシックインカムを通して、通貨とは何か、そして私たちひとりひとりが望む人生を生きるにはどう対処していったらいいのかを、政治という視点も含みながらみなさんとともに考えます。
【開催】5月6日(土)10時より12時まで
【対象】18歳以上 (稲城市民でなくてもOK)
【場所】稲城市城山体験学習館 学習室1
最寄駅 JR南多摩駅
稲城市向陽台四丁目6番地の18
【料金】無料
【申込】hayashi.kjin@gmail.com 宛メールにて、「ベーシックインカムセミナー申込」のタイトル、氏名、緊急連絡先電話番号を明記の上、お申し込みください。
2023年5月4日 9時32分
4月23日投開票の結果、次選となりました。みなさま、ありがとうございました。
2023年4月24日 14時15分
2023年4月稲城市議会議員選挙の林之成の選挙運動、おかげさまで無事終了しました。
朝9時 京王線稲城駅をスタートした後、京王線若葉台駅、JR南武線南多摩駅、JR稲城長沼駅
の各駅を周回、街頭演説をし、最後に京王線稲城駅の挨拶で選挙運動を終了しました。
明日4月23日の投票、そして投票結果を待ちたいと思います。
投票結果につきましては、稲城市選挙管理委員会ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shisei/senkan/shigishichosenkyo.html
をごらんください。
2023年4月22日 23時51分
いよいよ、統一地方選挙、稲城市議会議員選挙も選挙活動最終日となりました。
本日は、
9時 京王線稲城駅
10時 京王線若葉台駅
11時 JR南武線南多摩駅
12時 京王線若葉台駅
13時 JR稲城長沼駅
14時 京王線若葉台駅
15時 JR矢野口駅
16時 京王線若葉台駅
18時 京王線読売ランド前駅から京王線稲城駅
の各駅で選挙活動を行う予定です。
応援よろしくお願いいたいいたします。
2023年4月22日 8時13分
今日で、統一地方選挙、稲城市議会議員選挙6日目です。昨日の街頭演説の冒頭をアップします。街頭演説では、「コロナパンデミックへの稲城市の対応に関する検証委員会の設置提案」、もうひとつは、「有事にも必要な、地域からのベーシックインカムの導入」を話しました。その冒頭部分です。昨日も多くの人に声をかけていただきました。ありがとうございます!
2023年4月21日 10時53分
4月23日投開票稲城市議会議員選挙出馬中。9つの提言をしておりますが、その9、ラストです。
2023年4月16日 21時39分
突然ですが
4月23日投開票の稲城市議選に、林ゆきなり、で出馬しました。
今日4月16日、8時30分に稲城市議会議員立候補の届出をしました。
統一地方選挙前半戦は、41道府県議選の平均投票率41.85%で、過去最低。
後半戦は盛り上げたい!
出馬理由は3つ。
次の有事に備える!民主主義を守る!今こそベーシックインカムだ!
市民の元気を訴えながら、稲城市内を練り歩きます。
【本日4月16日(日)は】
・9時頃 京王線稲城駅
・11時頃 JR稲城長沼駅
・13時頃 JR南多摩駅
・15時頃 京王線若葉台駅
・16時30分頃 平尾周辺
・18時頃 京王よみうりランド駅
・19時30分頃 JR矢野口駅 を回る予定です。
途中経過は、どこを歩いているのか
ツイッター https://twitter.com/SoCEC8sUww4ev6w
に載せていきます。
「ゆきなりを探せ!」
2023年4月16日 11時59分
4月23日投開票稲城市議会議員選挙出馬中。9つの提言をしておりますが、その1です。
2023年4月16日 11時57分
4月23日投開票稲城市議会議員選挙出馬中。9つの提言をしておりますが、その2です。
2023年4月16日 11時57分
4月23日投開票稲城市議会議員選挙出馬中。9つの提言をしておりますが、その3です。
2023年4月16日 11時56分
4月23日投開票稲城市議会議員選挙出馬中。9つの提言をしておりますが、その4です。
2023年4月16日 11時56分
4月23日投開票稲城市議会議員選挙出馬中。9つの提言をしておりますが、その5です。
2023年4月16日 11時56分
4月23日投開票稲城市議会議員選挙出馬中。9つの提言をしておりますが、その6です。
2023年4月16日 11時56分